PC音源
今でもレコードをアナログプレイヤーで再生し音源として聴かれているオーディオマニアはいます。
それはデジタルでアナログプレイヤーの様な良い音を出すのは非常に大変だからです。
しかし評判の良い年代物のプレーヤーは結構値がはります。
放送局で使われていた様な高トルクの年代物のプレーヤーともなると100万円程度の物も珍しくありません。
それにアーム、針等まで凝っていってレコードを買い揃えていく事はやはり中々誰にでも出来ません。
ここでは比較的多くの人に可能なパソコンをCDプレイヤー代わりの音源としてのセッティングを紹介します。
とはいってもパソコンはまだまだ進化途中の物であり、どんどん良くなる可能性を秘めています。
今では多くの人がパソコンを音源として楽しんでおられます。間違いなくCDプレイヤーよりは遥かに
音が良いのは聴けば一発で分かってしまう事なので省き、それ以上の部分になります。
PCはマックが良いかウインドウズが良いか。
両方とも良いし自作Windowsの場合はマックに負けていないか、上かもと感じます。
windows,macどちらにしてもPCからはデジタルで出してDACでアナログに変換する方法が、今のところ有効な方法です。
Mac 長所 ミニステレオプラグの出来、つまりDAコンバーターの性能が優秀です。
Windows 長所 自作出来るので性能が高い物を使うことが出来ます。
何故かミニステレオ出力の出来が悪いと思われていますがそんな事も無くセッテイングをつめれば
良くなってきます。震動・メッキの兼ね合いもあり最終的な答えはまだ先になります。
ただメーカー製のパソコンは要らない常駐ソフトも多く難しい問題もあります。
PCについては進化が早いので素晴らしく良いものになるのに時間が解決する可能性も大きいです。
また音楽を保存するときはMacだろうがWindowsだろうが昔からある無圧縮音ファイルの .wavで保存がベストです。
起動ディスクと音楽データは別々のHDDに保存した方がなお良いです。
PC音源については色々間違った情報が錯綜しています。
PCの事を少しでも知っている方でしたら音でも何でもデジタルは1と0の信号でそれ以上の特別な情報が無い事は常識で知っています。
それにPCは仕事量を減らしてやる事でどんどんと動きが良くなることもご存知でしょう。
PCについては仕事量を減らしてやる事です。
音楽専用PCにしてウイルスソフトを入れないだけでも音質は上がります。
USBメモリーを挿したり、おかしな設定をすればPCの仕事量は増えますので高域が歪んだりおかしな音になります。
高域が歪めば当然高域が耳につきます。
これで高域が強いから下げる為にスピーカーをいじったりすれば、無限ループへ突入します。
ややこしい事をとことん無くしていけばPCは仕事量が減ります。そうすると歪がどんどんとれてくるのがはっきり分かります。
MacでOSを英語でインストールして、いらないファイルを消し白黒画面で英語設定、余計な機器は繋がずという音は
普通の状態では考えられない様な音が出ます。またMacはデフラグいらずなんて話がありますがデフラグすると音ははっきり良くなります。
Windowsでも同じ事が言えウイルスソフト無しで設定をパフォーマンス優先にして余計な機器を外す事で良くなります。
また自作の場合は使うパーツで大きく音が変わります。電源やマザーボード、CPU等どれも良いものを使うべきです。
ではプロはマスタリングやモニターではどうしているか。
ASIO対応のオーディオインターフェイスを使用する事でPCのOSによる大幅な音質劣化をパスできます。
インターフェイスからDACにSPDIFで接続といった形です。
コンシューマーでも同じ様にする事ができますが、音楽再生ソフトがASIO出力出来るものを使わなければいけません。
iTuneでは今の所は無理ですが、ASIO対応のソフトウエアがインターネット上から無料でダウンロードできるものもあります。