お客様からの感想
電源トランスを使用されていたお客様から頂いたご意見です。
ご連絡ありがとうございました。我が家は各部屋に3ピンコンセントのある新築オール電化マンションです。
2年前入居時にアースの抵抗値を電気工事屋さんに測定してもらい、56オームとの返事でした。
天井下のエアコン用コンセントを200ボルトにしてもらい自己満足していました。
貴サイトのマニアックなオーディオをみて、これは!?と思い電源トランスをはずしてみました。
猛暑に加え、トランスの尋常ではない熱さに閉口していた
ためもあります。真冬は暖房代わりになるので良いのですが(苦笑)。
外付けHDはケーブルが短すぎ、タップにタップを継ぎ足しての試聴です。
また、ルンディアという木製ラックの最上段からミキサーをはずしました。
パワーアンプを二台・片チャンネル使用しています。
恥ずかしながら、
下段に米松インシュレーター→パワーアンプ→オーディオテクニカのインシュレーター→パワーアンプ
と二段重ねにしていたので、
最上段に米松インシュレーター→パワーアンプを設置しました。
釈迦に説法となってしまいそうですが、この方がやはり良いようです。当然ですが放熱もえらく違います。
聴き始めは少し音が細いかな・・・と思いましたが、NANO PATCHでボリュームを上げると実に気持ちよく音が濃くなってくる感じです。
耳が慣れると心地よく自然に音楽に浸ることができます。昔学生の頃、レコードに針を落とした感覚に近いのです。
電源トランス使用時は、ボリュームを上げると低音までも必要以上に増幅されるようでうるさくなる印象でした。
クラシックだけでなく五木ひろし・八代亜紀・ビリージョエル・エルトンジョン・ビートルズ・伊東たけしのFusionまで聴きました。
やはり電源トランスはないほうが良いです。トランス使用時は高音をboostし、安っぽいカーオーディオ系の音になるようです。
伴奏の音がでしゃばってヴォーカルを邪魔してしまい聴き疲れします。
エンジニアの方が、歌声を邪魔するような録音・調整をするはずがないと思いますので、
少なくとも私の現在の環境では電源トランスは不要なんだなと・・・悟りました。
Not so richな私ですので、電源トランスといいミキサーといい高い授業料を払ったものです。