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23 音響・吸音

録音・再生において吸音の部分は非常に大事な所です。


録音の場合、スタジオでは反響しない様な内装がされています。はじめから遮音と反響はしっかり考えています。
オーディオ店の試聴室でもしっかり考えているところも多いです。

 

録音時にシビアに全く反響を出したく無い時には、モニタールームとの間のガラスの反響を消す為にカーテンやクッション等で塞ぐ時もあります。

 

プロの現場では部屋の設計段階から音響については考えられていますので、問題が出るのはイレギュラーな時ですが、

オーディオで自分の部屋で音楽を楽しもうと思う場合に、設計段階からオーディオルームとしての事は考えていなくて

普通の部屋に後から機材を入れる場合が多いと思います。

 

モニターやオーディオの場合にはスピーカーから必要な音は全て出ていますので、良い音で聴くには何も足さず何も引かない様にします。

 

スピーカーから出る音と、部屋の壁を反響(残響)する音を同時に聴けば滲んで聴こえてしまい

モヤモヤした感じがして定位も甘くなり気分の良い音が聴けません。

 

部屋で大きな音で手を叩き反響が大きいと感じる部屋では本当に良い音を聴くのは無理です。

 

簡単に実験できますが、スピーカー側面と壁の間、背面と壁の間に座布団や枕、布でも何でも良いので置いて音を聴いて変化をみます。


吸音する様なものを置いて音が良くなる様でしたら、その部屋はかなり反響が大きいと言えます。

また、吸音する事を考えた方が良い状態といえます。

 

通常、洋室の場合に、壁は紙の様な薄いクロスが貼られていると思います。
これでは木造だろうが鉄骨造りだろうが反響は大きくなってしまいます。

 

これを止めようと、吸音クロス(ニードル壁紙)を使ったりして解決する方法があります。


ただ工事もいりますし簡単にそれなりの効果を出そうとすると、ホームセンターで安価に販売させれている

ニードルフェルトや適当なカーペットを一番影響の大きいスピーカー近辺の壁に1m幅で押しピン等で貼るだけでも結構効果があります。

 

ただこういった吸音で効果があるのは中高域で、低音に関しては効果がほとんどありません。

中高域の吸音だけを行うとバランスが悪くなる事もあります。

 

低音域を吸音させる対策としては重量のあるソファーや本が沢山入った本棚等で調整ができます。

 

良い音を聴くのには、この反響を制御するテクニックが必要で、反響音がきつい吸音を全く考えない所に、

どんな良いスピーカーやアンプを揃えても満足が出来ない音になってしまうという事になります。

 

防音、遮音、吸音という単語がありますが、意味は防音=遮音+吸音となります。


音質に大きく関係があるのは吸音つまり音を吸収させ反響(残響)を少なくするの部分になります。

 

これらの意味を取り違えてしまうと、やはり良い音が聴けません。


防音の為とコンクリートの部屋だとします。遮音が利いて外に音はもれませんが、部屋の中は反響だらけになってしまいます。


逆に吸音だけを行えば反響を抑える事が出来ても外に音が漏れる状態になります。

 

ここまでの事が分かっていれば色々と考える事が出来ます。

 

 

一般的なセッティングとして長方形気味の部屋の短い辺の左右にスピーカーを置きリスニングポジションは部屋の対角線を結んだ少し後ろ。


またスピーカー側は吸音(デッド)傾向、リスニングポジションからうしろは反射(ライヴ)傾向にする事が良いと言われています。

 

ただ実際には一般的に良いと言われているリスニングポジションをとれない部屋の方が多いと思います。


例えばリスニングポジションのすぐ後ろに壁がきてしまう様な時はリスニングポジションの後ろも吸音傾向にした方が良い時もありますし、

部屋に重量物の家具が多い様な時は中高域の吸音をしっかりする事でバランスが取れたりする事もあります。

 

軽視されている時が多いと感じる吸音ですが、これがいい加減では如何なる機材でも満足できません。

 

スピーカーの位置、リスニングポイントを考えバランスをとる事は非常に大事な事だと思います。

 

バランスがとれなければせっかくの良い機材も実力が出せないままに、音が悪いからと他の機材に代えられ

いつまで経っても音に満足できない、楽しく音楽が聴けないという終わりがない状態になってしまいます。


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