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8 人間の耳と錯覚

人間の耳というのは非常に敏感で測定器ではとても測れない様な事でも敏感に感じます。

 

しかし機械とは違い、周波数によって聴こえる大きさが違います。

例えば耳のテストとかでは良く分かることですが、同じ音量で色々な周波数を聴くと周波数が数十ヘルツの音や1万ヘルツ以上の音は小さく感じ

人間の日常の生活でよく聴くことのある周波数である1000とか2000ヘルツの音は音が大きく聴こえます。

 

これは人間の耳は周波数により敏感さが変わってしまう部分になるからです。

 

こんな事がありました。

若いミュージシャンと年老いたミュージシャンがモニターシステムの調整をしていた時の話です。

当時は良いと思っていましたが、今考えるととても高域が歪んでいる装置です。

 

若いミュージシャンが設定した音は年老いたミュージシャンが良いというバランスよりも高域がかなり強い音でした。

その時は若い人は2万ヘルツ程度まで聴こえる人もいるし、年をとれば高域が聴こえなくなるからぐらいに思いましたが

後から考えると2人の言っている事はこの場合においてどちらも正しいと言うことがよく分かりました。

 

というのは音を調整する際に原音のバランスを忠実に再現すると若い人の調整が合っています。

しかし生音というのは装置の音の様な歪は無い為、歪を元に調整すると年老いた人の調整が間違いないものでした。

一番気になっている所がバランスなのか歪なのかの違いです。これは人によって違います。

 

生音というのは例えばサックスをかなり至近距離で聴いても歪んでいないのでるさい音ではありませんし

ピアノでも余程狭い部屋で強烈なアタックで弾かない限り変なうるささも妙な響きもありません。

 

歪といってもいかにもガサガサと聴こえる訳では無いですし、CDやレコードの音源はマスタリングの段階で

まず間違いなく加工されている音ですので本当の音バランスと歪は中々つかめません。

 

普通にマイクでとった無加工の音を再生して、それでの調整であれば音でも調整できます。

 

ただこれは歪んでいなくて良い再生の装置を1度でも聴いてしまえばとても気になる部分になります。

オーディオ装置でもアナログ時代の物はある程度の物であれば歪が少ないのです。

 

機械では徹底的にこの歪というものをとってしまわないと本当のバランスでは聴く事が出来ない程つらい音になってしまいますが

ここまでの事をきっちりやってセッティングされている方でしたら原音にかなり近い音を聴く事ができるはずです。

 

またオーディオでの失敗は何か新しい事を試す時というのは期待が大きい為、音が変化すると良くなったと錯覚する時があります。

音が変化しなかった=何も変わらない

音が変化した=音が良化した と安易に結びつけてしまう間違いです。

音が変化した=実際には 良化した・悪化した と2つの結果があります。

 

例えば定位が気になっていた時に、メッキの電源関係の物が入れば高域が歪んでうるささが出てくるので悪くなったとします。

言い方を変えると高域が伸びてはっきりして定位が良くなったとなります。

 

暫く聴いて耳が慣れてから、前の状態を聴けば間違いに気付くのですが一聴して良いと良しとして次々に色んな事をやってしまう様な事です。

これをおこさない為にはとことん自分を疑う事と他人の意見も聞いてみる事です。

 

この間違いを起こして突き進んでしまう人は自信家で気を遣わない様な友達がいないと、こういう状態になり易いです。

音に対し無茶苦茶な自信を持っている人もよくなってます。

 

誰でも間違いは起こすし、きっと自分も幾つかは間違うはずぐらいで謙虚に考え時間の掛けて検証するのが結局は間違いが少なくなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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