Countach Anniversary
Lamborghini Countach Anniversary 1988
水冷60度V型12気筒DOHC48バルブ 最高出力455PS 最大トルク51.0
友達の中古車屋から珍しい車が入ると、
車好きのおっさんに電話が掛かってくる事がある。
車屋 「すげーカウンタックが入った。黒のアニバーサリーで目茶綺麗で程度も最高。
新車みたいだぞ。お客が付くまでは乗れるけど乗ってみたい?」
おっさん 「乗って良いの?行く行く。!」^^
カウンタックっていうと小学生の時の人気ナンバーワンのスーパーカーだ。
ディアブロが出て大分古くは感じるが、
最近はカウンタックという漫画も巷では流行っている。
おっさんも大好きな車で見掛けるだけではしゃいでしまう。
だが夢の車で一生コクピットに座る事なんかはないと思っていたので速攻で出掛けた。
わくわくして車屋の近辺まで行くと結構目立つ所にとまっていた。
遠目で見ても、凄い存在感でオーラが出ている。
(オーラは生物からしか出ていなくて、オーラの泉の美輪さんと江原さんにしか見えないと
思っていたが、カウンタックからはオーラかフェロモンかよくわからんが強烈に出ていた)
こんな車に新車から乗っている人はガレージ付きの家で車を何台も所有している場合も
多いのだろう、走行距離も少なく塗装の状態も新車状態だ。
普段憧れの車の、周りのセルシオやベンツがやたらとただのおっさん車に見えた。
前から後ろ、横からと色んな角度から見てみたがどっから見ても格好良い、
写真等でみるより横幅が広く感じる、345/35のリアタイヤは戦車の様だ。
またカウンタック独特のドアを上に跳ね上げた時の感じが、たまらない。
試乗する為、車屋さんと一緒に車に乗り込みエンジンを掛ける。
背中から聞こえるエンジンの音も12気筒の重低音が効いていて最高に格好良い。
ルームミラーを調整するがリアウインドウが極端に小さい為真後ろは見えない。
ドアの2分割のウインドウは下側が少しだけ開く程度でびっくりした。
(高速のチケットとかどうするんだろうか?ドアを開けてとるのかな。)
外から見た感じは最高だったのだが乗り込むと内装のチープな感じに驚く。
スイッチとかウインカーも動かす時はガシィッて感じだ。
発進する為、ギアを一速に入れクラッチをきっているが反発力強く
ぐっと踏んでいないとペダルが上がって来る。
アクセルを踏むがアクセルが重く少しずつ踏むのが難しい。
あまりにも高額な車でおそるおそるやってるので、このバランスがとれず3回エンストした所で、
車屋 「アクセルもうちょっと踏んで、クラッチをきって」
おっさん 「了解!」
今度は無事発進、低速域が鬱陶しいので、くそ重いアクセルをしっかりと踏んで
2速→3速と上げて行くと、一般道にも関わらず軽く100キロをオーバーしている。
車屋 「スピード出し過ぎ。」(顔がこわばっていた)
おっさん 「了解。緩めます」
しかしアクセルが重いのと、低速域だと乗りにくいので、
どうしてもスピードを出してしまいがち。
一般国道を20分程ドライブして車屋に到着。車をしまうのにバックしなければいけないが
後ろが全く見えないのでバックできないでいると
車屋 「カウンタックバックをやって。ドアを跳ね上げサイドシルに腰掛けて
後ろを見ながらやれば簡単にできるから。」
やってみたが、これは結構簡単に出来た。(えらい格好良いバックの仕方だ)
カウンタックを降りてコーヒーを飲んで休憩。
この時に気付いたのだが、たかが20分ぐらいのドライブでもの凄い肉体疲労感、
足なんかはパンパンで筋肉痛になりそうだ。
カウンタックはお金だけあっても、健康的な筋肉・肉体を持って無いと乗れないかも。
例えるなら連れてるだけで視線が集まる性欲が強めのレースクイーンだな。
絶対に買えない車だが一応幾らぐらいか聞いてみると。
車屋 「普通は ○○○○万だが友達だから500万安くするよ」
(500万引いても全然無理だべ)
おっさん 「こんな車売れるのか?」
車屋 「今日20才ぐらいの作業服来てた若者が欲しいと見に来たよ」
おっさん 「そんなん欲しいだけだったら、いくらでもいるだろうけど。」
車屋 「まぁそうだろうけど」
後から聞いたら、この翌日には紙袋に札束をパンパンに詰めてこの20才ぐらいの
若者が現金でのご購入だそうで…(世の中凄い奴は幾らでもいるんだな)
↓カウンタックの画像なんかはこの辺で
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